「仕事でアイツよりもはやく結果をだしたい!」
「はやく昇進してお金がほしい!」
成長したい理由は人それぞれです。
ただ仕事で成功する意識の高い人にはみんな、「圧倒的な成長欲」があります。
とくに新人で入社したころは、まだ会社の悪しき文化に汚染される前なのでモチベーションの高い人も多いでしょう。
もしあなたがそう思っているなら、3分だけ足をとめて聞いてください。
成長したいのにできていないとき、考えられる可能性は2つあります。
成長を妨げている可能性
- 努力が足りていない
- 努力の方向性が間違っている
意欲がある場合、努力が足りていない可能性は少なく、「方向性」が間違っているケースが多いです。
成長するためには、「成長の王道」があります。
結論をいうとそれは、「PDCAをまわすこと」です。
PDCAをただまわすだけなら誰でもできます。
僕が伝えたいのは圧倒的に「早く・深くPDCAをまわす」ということです。
(※ちなみにPDCAは、PLAN、DO、CHECK、ACTIONの略です。「企画して、やってみて、修正して、また行動する」というサイクルのことです。)
もくじ
成長の王道は圧倒的なPDCAサイクル
王道とは、最短ルートです。
ではなぜPDCAが大切なのか?
それは人間が物事を習得・上達するためにもっとも必要な要素だからです。
具体的にいえば「経験」と「経験から得られた軌道修正」が上達のカギです。
これは世間でよくいわれる「アウトプットの重要性」ともリンクしますね。
アウトプットとはつまり、経験すること。
実際に試した経験や失敗をもとに修正することが大切です。
具体例から知る早く深いPDCAの考え方
僕の場合はサッカーなので、それで考えてみます。
たとえばサッカーでパスをだすとき、「まっすぐ目の前の相手に蹴りたい」とします。
このときサッカー経験者であれば、足を横に向けてインサイドパス(足のくるぶしあたりで蹴るやつ)でパスします。
こうすることで余計な力が抜けるのと、ボールにあたる面が広くなるので正確に蹴ることが可能です。
ただサッカーをはじめたばかりのとき僕は、そんなことを知らず足のつま先でボールを蹴ってパスしていました。
なぜなら、知らなかったから。
「サッカーで味方にボールをパスする」という”経験”がなかったから。
足のつま先で蹴ってみて、「全然まっすぐ飛ばない」「これはもっとボールにあてる面を広くしたほうがやりやすい」ということを自分の経験やコーチの助言から学びました。
そして、足を横にむけたインサイドパスに変更することで「ボールをまっすぐ飛ばす」ということができるようになりました。
サッカーの例ですが、これはすべての物事に共通しています。
考えて実際にやってみる(経験する)。
そこから修正してもう一度やってみる。
この繰り返しで人は、成長することができます。
そしてこのPDCAを繰り返すときポイントとなるのが、早くまわすこと、深くまわすことです。
「サッカーボールを蹴る」という同じ動作をするにしても、10回やった人間と100回やった人間では圧倒的に100回のほうが上達が早いですよね。
成長においてスピードは正義です。
また「どのくらいの速度で足を振ればいいのか?」「どの角度が一番まっすぐ飛ぶか?」とかいろんなことを考えてやっている人のほうが、これまた早く上達します。
これが僕のいう「早く深いPDCA」です。
PDCAをまわす前にやってほしいことがある
それは「カンペキの状態でおこなう」ということ。
カンペキの状態というのは、身体のコンディションが万全という意味です。
「早く深く」ということにもつながりますが、身体のコンディションは超大事です。
たとえば、「あーなんか全然考えがまとまらない・・・」ってとき、睡眠不足だったりしませんか?
人間は自分で思っているよりもいろんなところで、身体のコンディションに左右されています。
そしてPDCAをまわして成長するためには、「100%の力でおこなう」ことが大切です。
全力でおこなうからこそ、早さや深さも意識することができます。
難しいことをする必要はありません。
基本的なことができれいれば、十分です。
- 運動
- 睡眠
この2つだけで十分です。
どうですか?
思ったよりハードルが低くて拍子抜けしましたか?
自分にとって適切な睡眠をとり、週に1回以上は運動をする。
これだけで脳が活性化し、頭の回転がはやくなることも証明されていたりいなかったり。
仕事の成長についてのまとめ
新人の頃や中途入社したときはとくに、他人と比べることも多く成長意欲も高いはずです。
成長意欲の高いときにしっかり成長できる習慣を取り入れてください。
「運動、睡眠を管理してPDCAサイクルをまわす」
これだけで十分です。
この単語を頭の片隅にいれておいて、ぜひ明日から意識して実践してみてください。